2019.07.01 16:11甲骨卜辞の天干紀日法 干支で日付を記す方法が太古から確立されていたことは驚くべき事実ですが、拙者が注目したのは、甲骨卜辞に「天干紀日法(てんかんきじつほう)」が存在したという事実です。この事実から天干の何が解るでしょうか?中国ではこの天干が人間の生産活動だけでなく天文学と密接に関係していたと考えられ...
2019.06.24 15:31胃腸の疾病預測(求測者)2019年6月21日(金)の夕刻から急に下痢症状を発症。 22日(土)の午前に病院に行って薬を処方してもらうが 24日(月)になって薬服用も下痢が止まらないことから 夜になって、病状の経過の預測を依頼。 (年月日)2019年6月24日 (鑑定)&n...
2019.06.23 15:17子どもの病気の予測子供の病気を予測する方法と注意点について説明します。①病気は原則、病院で治すものです。 まずは病院に行ってもらい、お医者さんに病気を治してもらうのが筋です。 薬を処方してもらい、服薬しても1週間以上治らない場合、 初めて易学による病因の予測に意味が出てきます。②子供の病因の予測を...
2019.06.23 12:20アセンションという危険思想〇「アセンション」と言う思想に接する際には注意を要します。これは「次元上昇」などと解釈され、本来はキリストが亡くなって神の魂として昇天=高い次元に戻るとする表現であったはずです。キリストの例を見るまでもなく、日本人の仏教思想としてよく知られる 浄土真宗の「往生即成仏」もアセンショ...
2019.06.22 16:04占いは信じれば救われる?●占いは信じれば救われるのか?◯占いを信じる人と信じない人がいます。信じる人は未来に不安を抱いている人、安定を求めている人です。一方、信じない人は自分に自信がある人、その場その場の対処がうまい人、当たらないと思い込んでいる人です。占いを信じるか、信じないかの問題は、古来よりありま...
2019.06.14 16:28天干数理の解密 天数の極数9と地数の極数10とでは地数の方が大きく、天数に勝るような錯覚に囚われるだけでなく、これに固執すると「天の十干」概念の説明が難しくなります。《易》が宇宙の理論を説いて、かつ天干を基礎としながら、地数の極数10との整合を如何にとるか?これまで誰一人説明できなかった難問が...
2019.06.11 16:14亀卜の道具と十天干 橋本增吉氏の説を検証する訳ではないが、果して「亀卜」という占い方の詳細を調べようとすると、なかなか関係書類や文献が巷に存在していないことがわかります。主には神道の儀式として語り継がれていますが、基本的には口伝を旨とするため文献が圧倒的に見つからないのです。そんな中、矢野憲一氏の...
2019.06.09 14:46陰陽エネルギーという重要ファクター ここからは話を一歩進め、易学で必要となる陰陽エネルギーの概念と暦との関係について説明しましょう。六爻預測学というのは易学の一流派ですが、宇宙にある陰陽のエネルギーを察知して未来を預測しようとする学問の一つです。この六爻預測学では暦法が非常に重要な役割を果たします。なぜなら、地球...
2019.06.09 14:41陰陽エネルギー 拙者はこれまで数多くの陰陽の概念について述べてきましたが、ここでは一歩進めて六爻預測学で必要とされる陰陽エネルギーの概念について説明しておきましょう。これまでの「陰陽学」では、陰陽を「相反(あいはん)する2つの気」として扱ってきました。確かに「気」は気功(きこう)などによって練...
2019.06.09 06:06宇宙陰陽概論 人に男と女の性別があるように、世の中には相対立する2つの概念が存在します。例えば天と地、日と月、昼と夜、北と南などがそれです。古代中国ではこうした二元論が信奉されていたのですが、重要なことはそれが相対的な二元論であるということです。 そして、これは物理的な陰陽に留まらず心理的、...
2019.06.09 05:43「土用の丑の日はウナギ?」の理屈 「土用の丑の日にウナギを食すると夏バテしない」という理屈は、江戸時代に平賀源内が考案したとする言い伝えがありますが、果してそうなのでしょうか?《明和誌》によると、「近き頃、寒中丑の日にべにをはき、土用に入、丑の日にうなぎを食す、寒暑とも家毎になす。安永天明の頃よりはじまる。」と...
2019.06.09 05:08中国の革命思想 《中国の革命思想》によれば、革命の語を熟して用いたのは易の六十四卦に始まると考察しています。小島氏の解釈は「およそ物は沈滞して動かなければ腐敗するけれど、これを変えた時には清浄になる。天地の自然現象の四時(春夏秋冬)の順序と同じく、一巡すればまた新しいモノと入れ替わり、さらに同...