占いは信じれば救われる?
●占いは信じれば救われるのか?
◯占いを信じる人と信じない人がいます。信じる人は未来に不安を抱いている人、安定を求めている人です。一方、信じない人は自分に自信がある人、その場その場の対処がうまい人、当たらないと思い込んでいる人です。占いを信じるか、信じないかの問題は、古来よりありました。
◯さて、占いを信じて良いことがあるでしょうか?結論は、良いこともあるし、悪いこともあります。ただ、基本的に占いを信じる人は外れたことをあまり覚えていません。能天気といえばそれまでですが、当たったことしか覚えていないのです。それを反芻するので、当たったという印象だけが強化されます。こういう人は信じてよかったのかもしれません。何事もポジティブに考えて生きれる人だからです。ところが一転、運気が悪くなるとどうでしょうか?うまくいかないことを、運気のせいにし始めます。自分の弱いところを克服して初めて根本的に対処できるのですが、対処療法的にうやむやにして根本的な解決を疎かにします。この態度は信用を失いかねません。
◯では、占いを信じない人はどうでしょうか?占いを信じない人は自らの力で障壁は打開できると思っています。占いに頼ること自体がナンセンスであり、周囲からも弱い人と思われるでしょう。だから、占いを信じません。近寄りません。あるいは、占いに頼らずとも、どこか帰属できる居場所があって、その中に生きていれば悠々自適であれば、頼る必要もないということです。
◯占いは安定と不安の払拭のためのものであります。将来に思いを馳せる時、人は未来を良くしたい、未来に良くなりたい気持ちがあります。その羅針盤としての占いに他なりません。ただ、拙者が言いたいのは、占いを盲目的に信じても行けないということです。
◯人は暗示の生き物なので、信じる人は強く、信じない人は弱いです。未来への目的意識が強化され、強い信念が生まれます。それが宗教的なイメージを増幅していると言えます。でもそれは、信じる人が救われることではありません。占いは信心か?と言われると、否、信心でどうにでもなるようなものでもないと断言します。信じれば救われる訳ではないのです。拙者は神の力を信じていません。むしろ神は人事百般に口出しをしないし、だからこそその存在はないと思っています。無神論です。でもそれであっても占いは当たるし、未来を予測できます。それは何の力なのでしょうか? それは意識の力です。人は暗示の生き物であり、夢を持つ存在です。そこに向けて意識を強化に進めば、夢は実現します。つまり、未来は意識が作るものです。そうである以上、意識をどうもつべきか?という占いに関しては有益であると思います。
◯占いを信じるにはコツが入ります。自分に良いことだけを信じて、自分の原動力にしてください。自分に暗示をかけるのです。そうすれば、運が味方してくれるでしょう。一方、自分に都合の悪いことが出てきます。運気が悪いとか…。そういう場合は完全に無視して、自らの力を信じて、あらゆる障壁を打開していくのです。あるいは他の人の力を借りてもよいでしょう。一つ高みに登る気持ちで全力で邁進していくのです。こうすれば、一生あなたはポジティブに前進を続けれるのです。停滞せず、前進あるのみです。だから経営者の多くは占いを使います。業務の拡大、経営の安定を図る上で、未来の動き方は大切です。占いによって意を強くして邁進していくのです。なので、拙者が経営アドバイスする時、リスクの話は慎重に行うのです。経営者がどういう性格かで、リスクヘッジの取り方が変わります。占いはそれくらいデリケートなものです。一人10分や20分でアドバイスなんかできる訳がありません。ちなみに、中国の占いアドバイスは1人1時間から2時間に及びます。これは拙者も同じです。意識にどうアプローチして夢を実現できるか、ちゃんとその道筋まで考え占い師が一緒にその人の人生に責任をもって関わっていく、そう考えれば、30分以内に終わる占いは残念ながら、日銭を稼ぐ貧乏占い師のやり口と言わざるを得ません。
◯ちなみに、お金儲けができない占い師に金運を聞いてもダメです。その運気の取り方をその人にお教えできないからです。自らお金に縁がない人がお金の特性を知り得る訳がないのです。同様に、営業をしたことにない占い師にサラリーマンが仕事の話をしても理解できないでしょう。恋愛経験をしたことない占い師が、バリエーション豊かな恋愛のアドバイスができる訳がないのです。貴方の人生を責任を持って一緒に築いていきたいと思うから占う意味が出てくるのです。(以上)
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