天子(皇帝)への五徳配当
中国では王朝に対し五徳を配したのと同様、天子に対してもそれぞれ五行の徳を当てはめようとする考え方があります。この場合、五行の相生関係(後詳述)を利用して、それぞれに配されます。もちろん、最初の方の皇帝は架空人物=三皇五帝(さんこうごてい)が含まれており、その信憑性に少々疑問も残りますが、このように五徳を配して、五行を万物の秩序と意識づけようとする作為も感じます。
以下は五徳の天子(皇帝)への配当の事例です(五行相生の順に従っています)。
太昊(=伏羲)(木徳)
→炎帝(=神農)(火徳)
→黄帝(土徳)
→少昊(金徳)
→顓頊(水徳)
→帝嚳(木徳)
→帝堯(火徳)
→帝舜虞帝(土徳)
→伯禹[夏后氏](金徳)
→成湯[殷](水徳)
→周武王[周](木徳)
→秦伯[秦](閏位)
→漢高祖[漢](火徳)
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