ビジネスリスクを回避せよ(1)
〇経営者にとって会社のリスクは予見したいものです。
それを予測する方法があるとすれば、誰もが知りたいはずです。
まず、以下の大手上場企業の事例をご覧ください。
コード7203と言えば、言わずと知れたトヨタ自動車です。
〇コード:7203
▼このコードから企業の特性が観えてきます。
▼コードから観た特性は7+2+3=12⇒③
③の会社は、
・進行、前進、活動など、活発に動き進むことのシンボルとなります。
・電気と関係が深く、電気自動車との相性が良いです。
・発表や評判など広報が上手です。
・詐欺など騙されたり、口による災い・風評などを受けます。
・工場などで爆発が起きることがあります。
・せっかちな性質があるので、拙速となり、リコールも多くなります。
〇名称:トヨタ自動車
▼トヨタ自動車の社名を調べてみましょう。
▼ト(2)ヨ(3)タ(3)自(6)動(11)車(7)=2+3+3+6+11+7=32⇒⑤
・32画は「偶然からの飛躍」「権威」「波乱万丈も大発展へ」の数
この会社は無から有を生み出す非常に運の強い会社です。ライバルは多いですが、気に留める必要はありません。大手との提携の話や、開発商品、サービスの大ヒットが連続するなど偶然からの
成功を暗示しています。勿論、成長のプロセスにおいて、山谷、浮き沈み、変転を
経験しますが、素早い決断で挑めば、思いがけないチャンスをモノにして飛躍を
遂げることができます。また、夢と希望とコンセプトを明確にすれば、着実に前進、
タイミングが合えば破竹の大発展。良い人材にも恵まれ、きちんと育てて、業界の中心的存在になる可能性もあります。
▼トヨタ自動車の勢いを表す運気ですが、正に名は体を表すことの好例と言えます。では、次にトヨタ自動車の設立年月日から企業の命運を観てまいりましょう。これは、人間と同じで、設立(誕生)と同時に周期リズムを打ち始めます。そのリズムを読み解けば、企業の盛衰を予測することができるのです。
〇設立:1937年8月28日
▼設立年数:1+9+3+7=20⇒②
設立年数②の破数は××8になります。
ですので、この会社のリスクを生じる可能性のある年は、1943年、1952年、・・・1997年、2006年、2015年、2024年・・・となります。さて、このリスクを生じる可能性のある年と大運での破壊が重なるとそのリスクが現実のものになってしまいます。
1934年 戊申 ×傷官 ×正財
1944年 丁未 空亡 〇比肩 ×食神
1954年 丙午 空亡 〇劫財 〇比肩
1964年 乙巳 〇偏印 〇劫財
1974年 甲辰 〇印綬 ×傷官
1984年 癸卯 ×七殺 〇偏印
1994年 壬寅 ×正官 〇印綬
2004年 辛丑 大破 ×偏財 ×食神
2014年 庚子 ×正財 ×七殺
2021年 己亥 ×食神 ×正官
※正財・傷官・・・経営の不安定
※七殺・正官・・・金銭トラブル
※偏財・・・訴訟・不和
※食神・・・失財
▼1944年
大運の空亡に入る時、経営は大きな局面を迎えます。大抵、方向転換を余儀なく迫られるのです。前後1年は要注意です。実際は、1945年8月14日のアメリカ軍の爆撃で工場の1/4が破壊されました。
▼1949年~1953年
1952年・・・資産を減じる失財の時期(食神)の中でも企業リスクを生じる年です。実際には、1950年にドッジ・ラインに伴うデフレなどの影響で経営危機に陥っていました。しかし、同時に勃発した朝鮮戦争によって次第に特需が入り、すぐにリスクは払拭されることになります。さて、2004年~は大破の時期になるので、苦境に立たされます。
▼2004年~2008年
偏財の訴訟・不和の始まりです。中でも、2006年は訴訟・不和の激しい企業リスクを生じる年となります。
・2004年8月熊本県でハイラックスのハンドル操作が利かなくなり交通事故。
・2005年8月熊本県警がリコールを行わなかったとして家宅捜索。
・2006年5月3日 北米トヨタ自動車セクハラ訴訟事件
社長アシスタントの日本女性(46)がセクハラを受けたとして当時社長と同社に対し
1億9,000万ドルの損害賠償請求を起こした訴訟。
・2006年7月熊本県警が業務上過失傷害の疑いで品質保証部門部長を書類送致。
・2006年9月20日 地球温暖化対策を講じなかったとしてオークランド地裁に起訴されました。
・2006年10月10日 社員ら4名が電磁的公正証書原本不実記録および供用の容疑で逮捕。
このように、2006年を中心に法的な問題が噴出。訴訟も集中し、大きなネガティブイメージがついてしまいました。その後、2009年以降は再び食神の失財時期に入ります。
▼2009年~2013年
幸い、企業リスクを生じる年がこの時期内に入って来ません。ですから、経営的に厳しくても乗り切ることができると観ます。実際は2008年のリーマンショックで自動車販売台数が激減。2009年3月期決算で58年ぶりに赤字転落するのです。また、2009~2010年にかけて大規模リコールが発生。さらに2010年からの円高。2011年の東日本大震災、タイ大洪水が立て続けに起きて、トヨタグループの世界の自動車販売台数はGM、フォルクスワーゲンGに抜かれ、世界3位に転落します。ただ、落ち込みは社内改革を推し進め、なんと2012年からV字回復を果たします。このように、悪いと思われる時期でも、企業リスクを生じる可能性のある年と重ならなければ、大きなリスクとはならず、巻き返しを図ることが可能です。
このように、企業を観てくると、正に人の運勢判断と同じようなもので、生まれた時からそのリズム周期が決まっており、ある程度予測することが可能なのです。
#青川素丸 #AOKAWA #SUMARU #表参道の父 #鑑定 #人気占い師 #絶対当たる #当たる占い #風水 #手相 #姓名判断 #四柱推命 #東京 #原宿 #表参道 #トヨタ #TOYOTA #トヨタ自動車 #的中 #八宅 #リコール #大運 #企業 #ビジネス #リスク #経営 #トヨタグループ #円高 #破壊 #大破 #空亡
0コメント