二十四節気の漢字分析

　「二十四節気」は全て２文字の漢字で構成されています。全部合わせると漢字で４８文字です。この４８文字の漢字を分析すると、その内１４文字が重複使用されていて、実際には２７の漢字が使われていることがわかります。

四立･･･「立」字の使用は４回　：立春、立夏、立秋、立冬。

程度･･･「小」字の使用は４回　：小満、小暑、小雪、小寒。

　　 　 「大」字の使用は３回　：大暑、大雪、大寒。

温度･･･「暑」字の使用は３回　：小暑、大暑、処暑。

　　 　 「寒」字の使用は３回　：寒露、小寒、大寒。

至分･･･「至」字の使用は２回　：夏至、冬至。

　　 　 「分」字の使用は２回　：春分、秋分。

四時･･･「春」字の使用は２回　：立春、春分。

　　　 「夏」字の使用は２回　：立夏、夏至。

　　　 「秋」字の使用は２回　：立秋、秋分。

　　　 「冬」字の使用は２回　：立冬、冬至。

水に関わる自然現象･･･「雨」字の使用は２回　：雨水、谷雨。

　　　　　　　　　　 「露」字の使用は２回　：白露、寒露。

　　　　　　　　　　 「雪」字の使用は２回　：小雪、大雪。

　このようにまとめてみると、名前は四時四立、二至二分を基準に、気温変化など物理変化を程度別に分類、さらに物候・農事なども上手く盛り込んだものと言えます。

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