二十四節気とは?
古くは冬至(とうじ)を基準として一太陽年を4つに分けて四時(しじ)を配しました。これが春夏秋冬の始まりです。次に四時に各々3つの「節月(せつげつ)」と6つの「節気(せっき)」を割り当てます。すなわち、一年を24分割した約15日が「節気」となります。さらに、古人は節月を「正節(せいせつ)」(=節)と「中気(ちゅうき)」(=「中」あるいは「気」)に分けました(月名は中気を採用しています)。一月(ひとつき)は正節に始まり、「月」の境界は「正節の初日(=節入り日、節気入り)」~「次の正節の前日」までとなります。
〇「中気」=二十四節気の内、雨水、春分、穀雨、小満、夏至、大暑など、偶数番目の節気を指します。この中気から次に巡る中気までの日数は平均で30.43685日(平気法の場合)となります。一方、二十四節気を二つずつ組み合わせて作る12の節気を、別に「十二節気」と呼びます。
〇「節月」=ある節気から次の次の節気の前日までの一ヶ月間(約30日)を指して、十二節気と同じ長さになります。時間の単位としては「月建」と同義です。節月は「月」という語が用いられていますが、月の朔望(盈虚)とは全く関係ありません。また、節月と月建は概念的に同義ですが、月建の名称が十二地支で表現される点が異なっています。
四時の始まりに位置する節気は「立春、立夏、立秋、立冬」と、それぞれ「立」を付けて呼び、合わせて「四立(しりゅう)」と言います。現在は1年=12ヶ月なので1ヶ月内に2つの節気が含まれるように感じますが、節気を2つ合わせた節月と、実際の西暦の月とは月の始まりが異なるので要注意です。また節月、節気は原則黄経(こうけい)を基準としているので、節入り日や節月の初日、季節の境界も年によって異なってきます。(※利用に際しては、正確な万年暦や天文暦などで確認する必要があります。)
これらのことから「太陰太陽暦」とは、「太陽周期から四時(季節)の変化を知るための二十四節気を定め、それを月の朔望(満ち欠け)周期と融合させた暦」と定義できるでしょう。つまり、太陰太陽暦は「月の満ち欠け」を見ながらも、「季節の移り変わり」を同時に表現した進化した暦法と言えます。最後に、拙者が冒頭、「冬至を基準に」と記したのには意味があります。古く中国では「日時計」が時間を計る道具として利用されました。そして古人は太陽高度が最も低く、日影が最も長くなる日を冬至と定めました。そして、冬至は自然の天体周期と人工の暦周期とを合わせることができる時点だったのです。ここから、冬至が「二十四節気の起点」という発想に繋がったと考えられるのです。
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